皆さま、お疲れ様です。
人事企画課より【初歩から始めるPCテク PowerPoint基礎知識編】の4回目をお送ります。(全6回シリーズ)
いまさら人に聞けないけれど、何となく使っているPCスキルの”キホン”を押さえる内容になっておりますので、
業務を始めた時のドキドキを思い出しながらご覧ください。

今回は、基本的な機能についてご説明いたします。
それでは目次をどうぞ。
1.PowerPointの基本画面とリボンの説明
2.スライドマスターの説明
3.プレースホルダーの説明
Appendix.業務資料にイラストや写真を使うときに意識する6つのこと
PowerPointは、ExcelやWordと基本的な画面構成は同じです。
機能ごとの表示内容を切り替える「タブ」、編集操作を実行する機能が配置されている「リボン」、
より詳細な設定を編集する「作業ウィンドウ」でほとんどの操作を行います。
また、画面右下の「表示選択」で編集画面の変更や、「ズーム」で編集画面のサイズ変更をします。
※PMKはPowerPoint2016を使用

次によく使う リボンの機能 についてご説明いたします。
■ホーム
テキストの書式、図形の作成、スライドの追加、レイアウトの適用などが行えます。

■挿入
図形・画像・表・グラフ・特殊文字・スライド番号などの挿入操作はこちらから行えます。

■デザイン
スライドのテンプレートやテーマの変更はこちらで確認できます。
スライドのサイズ変更は右端にある「スライドのサイズ」から行います。

■スライドショー
スライド再生に関わる機能はこちらから確認します。
様々なオプションを設定することが可能です。

■表示
編集画面の表示に関わる機能はこちらから確認します。
スライドマスターやグリッド線とガイドの表示設定はこちらから行えます。

■書式
書式タブは、スライド上に挿入した画像やテキストをクリックしたときに自動で表示されます。
選択したオブジェクトによって、そのオブジェクトに関わる機能を含むリボンが表示されます。
<スライド上の画像やイラストをクリックしたときに表示されるリボン>
画像の編集に関わる機能はこちらから確認します。
簡単な画像の修正や加工、図の容量の圧縮、スタイルの変更などが行えます。

<スライド上の図形やテキストをクリックしたときに表示されるリボン>
図形やテキストの塗りつぶし、枠線、効果といった書式や、
配置などのレイアウトに関わる機能が確認できます。

上記でご説明した以外にも、
「アニメーション」「ビデオ形式」「テーブルデザイン」など多くの機能を使うことができます。
スライドマスターは、スライド全体のフォントなどの書式や見た目を一括で設定することができます。
活用することで、作業効率が大幅にUPします。
スライドマスターは「表示」リボンから編集画面へ移動します。

スライドマスターは親マスターと子マスターがあり、それぞれの役割を理解すると利用しやすくなります。
①親マスター:
スライド一覧の一番上にある、1つだけ大きく表示されたスライドが親マスターです。
このスライドを編集すると、すべてのページに編集内容が適用されます。
スライド全体に影響する設定(フォントを揃える、会社のロゴを入れるなど)を行います。
➁子マスター:
複数あるスライドはレイアウトごとのマスター(子マスター)となります。
子マスターは親マスターの影響を受けますが、他の子マスターには影響しないので
個別に適用したいレイアウトの設定を行います。

「各スライドに会社のロゴを常に表示させたい」「ページ番号の位置を変えたい」など
複数のページで共通して使いたいレイアウト設定を制作する時にスライドマスターを使います。
*資料作成時は社内ルールを確認してください*
社内外で使用する資料を作る際はルールを守る必要があります。
基礎知識編1回目の記事でご紹介したパーソルマーケティングのフォーマット (各種テンプレート)を使用する場合、
企業ブランドのイメージを変更すること、ロゴの比率を変更すること、パーソルグレーを変更することなどはNGとなります。
(詳細は 社外向け制作物について をご覧ください。)
スライドマスターには「プレースホルダー」という機能があります。
プレースホルダー (placeholder) とは、実際の内容を後から挿入するために、仮で確保する場所のことを言います。

PowerPointのプレースホルダーは、テキストや画像などを挿入する枠を作成できる機能で、
位置やサイズを編集し、自身が使いやすいように設定することもできます。
フォントの種類や、テキストの挿入位置を揃えることができる為、
新規作成する場合は最初に設定をすると効率が上がります。

プレースホルダーを使わなくても、テキストボックスなどを挿入しスライドに文字を入力することができます。
デフォルトのプレースホルダーが使いにくく、削除してテキストボックスを使用する方も多いのではないでしょうか。
レイアウトを反復して使う場合はプレースホルダーを活用するほうが効率的ですが、スライドごとにレイアウトが変わるのであれば
ご自身が使いやすいように操作するのが一番です。

スライドタイトルをテキストボックスではなく、プレースホルダーで作成するメリットは、
・タイトルの書式をスライドマスターから一括変更
・アウトライン表示での編集
・目次スライドを簡単に作成
・スライドショーの実行時に[ctrl]⁺[S]で一覧を表示してスライドへ移動
等々が可能になります。

ご自身の目的に合わせて設定してください。
著作権について、毎日様々なニュースが取り上げられています。
気がつかずに著作権侵害をしてしまわないよう、ルールを守っていきましょう。
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<初歩から始めるPCテク PowerPoint基礎知識編>

ここまでご覧くださいましてありがとうございます✨
次回もどうぞお楽しみに。(次回は9月中旬頃の予定です)

今更ですが、エクセルの書式設定で範囲の固定がF4押下でできる事を最近知りました。
自分のわかっていない知識を更新する為にも、このような講座はとても助かります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
阿比留さん、コメントありがとうございます。
お言葉嬉しくて、次回以降の記事更新の励みになります。
少しでも業務のお役に立てるよう、次回も頑張ります。