【3分IT】Vol.24_CHASSUでプロンプト(指示/質問)を書くコツ

 

お疲れ様です。情報システム部 森です。

前回に引き続き、今回もPERSOL Chat Assistant」の「CHASSU」(ちゃっす)をあまり使ったことが無い方向けのコンテンツをお送りします。

【今回のテーマ】CHASSUでプロンプト(指示/質問)を書くコツ

 ”プロンプト”とは、生成AIやCLI(コマンドラインインタフェース)などの対話形式のシステムにおいて、ユーザーが入力する指示や質問のことをいいます。

 今回、CHASSUで”プロンプト”を書くときのコツを5つご紹介したいと思います。

 ※CHASSU画面で下記のような入力ボックスがありますね。プロンプトはここに入力します。

 

 

コツ① 最新モデルを使用する

 CHASSUでも一つ前のモデルの「GPT-3.5」と最新の「GPT-4」から選択できますが、

 GPT-3.5の出力結果は情報が古いことがあるのに対し、GPT-4では比較新しい的情報を用いて回答が出力されます。

 ※但し、GPT-4もGPT-3.5と比較して新しい情報を用いるというだけで、GPT-4でも2021年9月時点のデータより新しい情報は持っていません。

 CHASSUでは、画面上部にある以下のボタンで切り替えて使いましょう。

 

 

コツ② プロンプトの最初に指示を置き、指示とコンテキストを区切る

 プロンプトの最初に指示を書くと、期待する出力が得られやすくなります。

 また、指示とコンテキストを区切ると、意図した回答が得られやすくなります。例を見てみましょう。

 ※コンテキストとは”文脈”の意味で、下記の例では{ここにテキストを入力}の部分(要約して欲しい内容)になります。

 

 どちらの例でも、1行目に指示を書いている点で同じですが、2行目のコンテキストの書き方が異なります。

 悪い例では、どこからが”テキスト”なのかが分かり難いため、始まりを間違える可能性がUPします。

 それに対し、良い例では「# テキスト:」と区切り文字を使って明確にしているため、意図した回答を得やすくなります。

 

コツ③ 具体的かつ詳細に記述する

 これは、人に対して指示するときでも同じだと思いますが、指示内容が曖昧だと、意図した結果を得にくくなります。

 できるだけ、具体的かつ詳細に指示するようにしましょう。

 ※「かなり」・「少なめ」などの曖昧な形容表現の使用も避けるようにしましょう。

 

 

コツ④ 出力項目を指定する

 出力項目を指定することで、指定した出力項目の回答を得ることができます。

 ※下記の良い例では、「# 出力:XXX」のように指定しています。

 

 

コツ⑤ 否定形でなく肯定形を使う

 例えば、「〇〇をせずに~~してください」のように、否定形の指示よりも、

 「〇〇をして~~してください」のように、肯定形の指示を使ったほうが回答の精度があがるようです。

 

 

まとめ

 いかがでしたか?

 今回はプロンプトを書くコツとして5つ取り上げましたが、CHASSUのテンプレートやプロンプトギャラリーを見るのもプロンプトの書き方の参考になりますので、是非見てみてください!

アンケート

  今回の記事に対するアンケートを3つ準備してあります。

 今後に記事に役立てますのでご協力を願い致します。

👉👉👉アンケート👈👈👈

次回告知&バックナンバー

  次回の「3分IT」は 2024年2月21日公開予定です!

 バックナンバー一覧はこちら

情報システム部

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です