2022年度 価格設定に関する基本方針と定価表運用ルール(スタッフィング本部 福原)

2022年度 価格設定に関する基本方針と定価表運用ルール


価格設定は、「利益の確保」と「供給」に直接的に影響すると同時に、長期的には会社そのものへの評価(信頼性)にも
影響を与えます。改めて価格設定のあり方についての見直しをお願いいたします。

Ⅰ.価格設定の基本方針

パーソルマーケティングでは、「地域・職種・職務・スキルに応じた適正な支払い」と「適正な利益の確保」という価格戦略にもとづいて、支払価格及び請求価格を決定する。

 ・支払価格     市場の募集時支払時給を参考に設定する。
           根拠のない値上げ・値下げの設定は不可とする。
           *リクルート媒体

 ・請求価格     原則、支払価格に必要な単純粗利*をのせて算出する。 
           *基準単純粗利率35%以上
           値上げ・値下げは自由に行えるが承認は単純粗利率により分岐する

Ⅱ.定価表と運用ルール

1.定価表と運用対象

  派遣各社の募集時支払時給を参考に支払定価をさだめ、支払定価にもとづいて請求定価を設定する。
  すべて定価表にもとづいて支払と請求の価格設定を行うこと。*例外あり
  *同一就業場所で定価表以下の別スタッフが就業している場合
  *受注部門の副本部長が認め、スタッフィングと合意形成されている場合



2.運用ルール

 1)支払価格の設定
   A.下限価格
   職種・条件・決裁範囲に関わらず、支払いの最低価格は「地域別最低賃金」を下回らないこととする。
   また、2020年4月より「同一労働同一賃金」の施行により、支払単価は「派遣基準賃金(BASICレベル)」の
   単価を下回らないものとする。
   (※支払単価を派遣基準賃金以上に設定することは、法律で定められています。)


 2)請求価格(派遣)の設定  *委託は積算会議にて承認とする
  A.算出方法
  支払い価格をもとに単純粗利率(35%)から算出した金額で設定する。

  ▼算出式
  請求価格=支払価格/(100%-単純粗利率) 

  なお、案件作成の際の承認分岐は職務権限規程に準ずる。

【S】PMK_2022年10月~定価表

首都圏スタッフィング部
柴田禎子

3件のコメント

  1. 我々のサービスは、皆さんがご存知のように、スタッフさんが稼働頂いて、売上が成り立ちます。
    働く側の立場から見ると、派遣であっても、バイトであっても、同様の仕事であれば、高い時給を求めて、働かれてます。
    国も、コロナの状況ではありますが、経済も進めており、各企業も働き手を求めてます。その為にも、市場の時給相場に見合ったスタッフ時給を提示する必要があります。そんなことは、皆さんも分かってるよと言われると思いますが、是非、顧客への交渉を粘り強くお願いします。

  2. 自分たちもそうですし、実際の求人サイト(リクナビやはたらこねっと、enなど)を見るとどこも同じようになっています。

    勤務地x業務内容x時給

    どれだけ魅力的でも何か一つ欠ける事で、検索にもあがってこない状態になってしまいます。
    ただし勤務地は変えられない。業務内容も変えられないとすると、唯一我々の意思でスタッフの方々に寄り添える部分は時給ともいえると思ってます。
    お金だけが全てではないですが、選ぶ条件にはほぼ確実にお金があるのも事実。このビジネスを行う上で、一生付き合っていくお話なので、バランス感覚を持ってプラシングしていきたいですね。

  3. 営業部の皆様日々のクライアント交渉ありがとうございます。数ある派遣会社の中からPMKを選んで頂ける価値提供が何なのか、スタッフファーストで一緒に考えていきます。

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